オルゴナイトとは~オルゴナイトの効果と作り方

オルゴナイトとは

生命エネルギーの発生装置

オルゴナイト(Orgonite)とは、自然界に存在する生命エネルギー(オルゴン・エネルギー)を吸収し、ポジティブなエネルギーを発生する装置です。

透明な樹脂の中にクリスタルと金属を入れるのが特徴で、ネガティブなエネルギーをポジティブに変換する効果があるとされています。

他にも、電磁波を除去したり、大気や水を浄化したり、心身のバランスを整える効果があるとされおり、セラピストやヒーラーを中心に人気が広まっています。

オルゴナイト オブジェ ハスのピラミッド3 3,5×2,5cm
オルゴナイト:ハスのピラミッド

オルゴン・エネルギー

オルゴン・エネルギーとは、オーストリア出身の精神科医ウィルヘルム・ライヒが1939年に発見した、全ての物質・空間に存在するエネルギーです。

ライヒはフロイトの弟子であったことから、性的なエネルギー「リビドー」を発展させ「オルゴン・エネルギー」を提唱しました。

オルゴン・エネルギーはオルガズムを語源としていますが、性的な意味よりも生命の根本的なエネルギーとされており「愛と喜びのエネルギー」とも呼ばれます。

オルゴナイトはライヒの死後、オルゴン理論の研究者により作られたオルゴン・エネルギーを集積するための装置です。

オルゴン・ピラミッド

オルゴナイトはいろいろな形がありますが、円すい型とピラミッド型が一般的です。

特にピラミッド型のものは「オルゴン・ピラミッド」と呼ばれ、ピラミッドの先端から大きなエネルギーを放出すると言われています。

オルゴナイトのメカニズム

オルゴン理論では、有機物は生命エネルギーを吸収し、金属は生命エネルギーを放出するとされています。

オルゴナイトは、有機物である「樹脂」の中に無機物である「金属」を入れ、エネルギーを循環・変換させます。

また精製の際、樹脂が固まるときに収縮することで中のクリスタルに適度な圧力がかかり、クリスタルが持つオルゴン・エネルギーが常に発生するようになります。

そのため、オルゴナイトは電気などのパワーを必要としない「生命の循環装置」と呼ばれます。

オルゴナイトの主な効果

オルゴナイトはネガティブなエネルギーをポジティブに変換する装置であり、具体的には次のような効果があります。

・生命力の向上
・場のエネルギーを整える
・心身のバランスを調整する
・怒りや恐れなどの感情から解放する
・意識の乱れを整え集中力を高める
・電磁波などの有害電波の除去
・マイナスイオンを発生する
・植物の発育を促し害虫から守る
・大気や水の浄化

オルゴナイトの作り方

オルゴナイト作りの4つの材料

クリスタル(水晶)

オルゴナイトでは透明のクリスタルを使うのが一般的ですが、樹脂が透明なので色のついたクリスタルや天然石を使うこともあります。
これは高価なものでなくてもOKとされています。

金属(コイルやくず)

樹脂の中に金属を入れるのがオルゴナイトの最大の特徴。金属のコイルがよく使われます。小さな金属片(金属のくず)を入れても星のようにキラキラして綺麗です。金属片は金属タワシを切って作ることができます。金色と銀色のくずがあるときれいに仕上がります。

樹脂(レジン)

オルゴナイトの形を作るための透明の液体です。型にはめ時間を置くことで好きな形に固めることができます。オルゴナイトの材料の中では樹脂が一番高価になりますが、樹脂の透明度は完成品に大きく影響するので、できるだけクリアなものを選びましょう。

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型(容器)

樹脂を固めるための円すい型やピラミッド型の型を用意しましょう。分厚めの紙やプラスチック版で作ることができますし、市販のシリコン容器を使ってもいいでしょう。

オルゴナイトの作成手順

1.クリスタルに金属コイルを巻き付ける
2.型の中に材料を入れる(クリスタルをオルゴナイトの中心に置きましょう)
3.型に樹脂を流し込む(樹脂は固まるときに収縮するので多めに入れましょう)
4.色をつけるときは着色料を加える
5.樹脂が固まるのを待つ(半日~1日)
6.型から取り出してオルゴナイトの完成です!