レイライン

レイライン(遺跡や聖地、パワースポットなどを結ぶ不思議な直線)

レイラインとは

レイライン(Ley Line)とは、地図上で古代の遺跡や聖地・パワースポットなどを直線で結んだときにできる、不思議なラインです。レイラインは1921年に英国の考古学者アルフレッド・ワトキンスが提唱したもので、彼の著書『The Old Straight Track』(古い直線路)によって有名になりました。

ナスカの地上絵や太古の巨石遺跡群の他に、富士山や各地の寺社など、直線で関連付けることのできるスポットは確かにあります。レイラインの存在には、土地の分割や行路としての利用、エネルギーの通り道、UFOの道しるべなど、多くの説が唱えられています。

しかし一方で、ランダムな点を直線で結ぶことは案外容易であり、偶然できた直線に後から意味づけをした創造の産物にすぎないという、懐疑的な意見もあります。

日本のレイライン

日本の有名なレイラインとしては、

・富士山を中心に東西に伸びる「ご来光の道」
・奈良と伊勢を結ぶ「太陽の道」
・伊勢神宮を含み、京都の平安京がすっぽり収まる「伊勢の五芒星」

などがあり、大きなエネルギーをもつパワースポットとして捉えられています。