パワースポットの由来と正しい使い方

パワースポットの由来と正しい使い方

パワースポットとは

パワースポットとは、地球上で大きなエネルギーが発生したり集まっている場所です。太古の昔から人は、不思議なエネルギーを感じる場所に巨大な建造物や神社・お寺などを建ててきました。

パワースポットに近づくと、敏感な人はビリビリっとした感覚を覚えたり、体が温かくなるような感覚が生じます。敏感でない人でも、気持ちが安らいだり、心が澄んだり、ちょっとした”違和感”をうったえることがあります。

風水とパワースポット

パワースポットは、風水でいう「気(エネルギー)」を持つ場所です。大地のエネルギーである「龍脈(りゅうみゃく)」が走っている場所や、エネルギーが吹き出す「龍欠(りゅうけつ)」がある場所がパワースポットとなっています。

また地理的に「東の青龍・西の白虎・南の朱雀・北の玄武」に護られている「四神相応の地」も、パワースポットになります。日本だと平城京や平安京が有名です。

”パワースポット”は日本発

パワースポットは和製英語で、PowerSpotという英語は辞書にはのっていません。スピリチュアルスポットと呼ばれたり、エネルギースポット、聖地などと呼ばれます。

パワースポットの正しい使い方

パワースポットは願掛けに行く場所ではない

パワースポットはスピリチュアルなエネルギーに満ちた場所ですが、まちがった使い方をしている人が多いのが残念です。パワースポットはパワーをもらいに行く場所ではありません。特別な場所で、あなたの内面をリセットする場所として使いましょう。

特にパワースポットとされる神社やお寺などに、お金がほしい・恋人がほしい・仕事で成功したいなど、一方的な欲望を持ち込む人が多いです。しかし、普段は神社によりつきもしない人が、願掛けがあるときだけ神社にお願いにいくことは、神仏に対して大変失礼なことです。

毎日に感謝して、自分をリセットする場所

パワースポットは、毎日の暮らしに感謝して、自分を浄化するために使います。自分を浄化して、内面をリセットすることにより、心の中がからっぽになります。

それは呼吸と同じです。
深呼吸をして、大きく息を吐き出したあとには、たくさんの空気が入ってきます。
自分をからっぽにすれば、エネルギーが自然な形で入ってきます。

神社やお寺に行ったら、まずは「ありがとう」と言いましょう。

世界の主なパワースポット

地球上にはたくさんのパワースポットがあります。

有名なところでは、
・アメリカアリゾナ州のセドナ
・アメリカユタ州~アリゾナ州に広がるモニュメントバレー
・ペルーのマチュピチュ
・オーストラリアのウルル
・エジプトに幾つかあるピラミッド
など、その多くは世界遺産にもなっています。

日本でも、出雲大社や伊勢神宮・富士山などが有名で、おもしろいところでは、東京にある皇居もとても大きなエネルギーを持つパワースポットとされています。