月星座と太陽星座の違いと意味

月星座とは

多くの方は、自分の星座を知っていると思いますが、月星座をご存知でしょうか?

星占いでおなじみのおうし座・いて座などの12星座は、生まれた時に太陽が黄道12宮のどこにいたかで決まる「太陽星座」です。

本来の占星術では太陽を含む10個の天体の位置を記した「ホロスコープを」作成し、鑑定を行います。

その中から月の動きを取り出し、生まれたときに月が黄道12宮のどこにいたかで決まるのが月星座です。

月の人間への影響

月は宇宙の中でももっとも地球に近い天体で、地球や人間の暮らしに大きな影響を与えています。

月の作用で潮の満ち引きが起こったり、満月の日は出産が多いと言われたり。特に、女性は月の影響を受けやすいと言われています。

太陽と月という、影響力の大きな2つの星座の意味を知ることにより、太陽12星座だけではわからない星座の意味を知ることができます。

太陽星座と月星座を組み合わせる

実は、現在一般的な星占いである「太陽星座占い」は西洋占星術のごくごく一部を切り取った簡易版の占いです。

本格的な占星術では「ホロスコープ」を使って、太陽・月・惑星などの10個の天体の位置をマッピングし、鑑定師が長い時間をかけて鑑定します。したがって、生まれた月日だけでなく、生まれ年、生まれた時刻、生まれた場所の座標などが必要になります。

太陽星座占いはそれを誕生日だけで簡単に占えるように大衆化したものなので、鑑定精度はドンと落ちています。

そこで登場するのが月星座占いです。

月星座と太陽星座のちがい

太陽星座の意味

太陽星座は、人生の目的や夢、生き方、意識や仕事関連のできごととの結びつきの強い占いです。また、小学~中学くらいの父子関係にも関わりがあります。

月星座の意味

月星座は、生まれ持った性格、内面、感情、無意識やプライベートのできごととの結びつきの強い占いです。また、幼少期の母子関係にも関わりがあります。

人間を植物に例えると、月はあなたという植物の根であり、その根を張る土にあたります。
そしてあなたは文字通り太陽に向かって伸びていくのです。

「月星座」占星術入門(松村 潔)
プロローグより

月星座の調べ方

後におすすめする本にも月星座早見表がついていますが、Web上ならこちらのサイトで調べることができます。

誕生日の星座を調べる☆ASTRO-HEART☆企画設計監修-占星学研究家飛鳥偉知朗
正確な鑑定には、生年月日と出生時刻、生まれた場所の都道府県が必要です。

時刻や場所がわからない場合も、調べることができますが、月は動きが速い分ずれることがあるので、母子手帳を見たり、親御さんに確認することをおすすめします。
(こんな機会にお母さんに自分の生まれたときのお話を聞いてみるのもいいものですよ!)

月星座の意味と調べ方

月星座でも基本的には太陽星座と同じ、12星座の分類で意味を調べます。
今すぐ結果を見るならこちらのサイトで今日の月星座占いの結果を見ることができます。

太陽と月の占星学|小学館FAne

しかし、月星座は奥が深くておもしろい占いなので、書籍できちんとした星座の意味を調べることをおすすめします。

読みやすくておすすめなのは次の2冊。

「月星座」占星術入門 ~じぶんの月星座を知って人生を変える本~
「月星座」占星術入門 ~じぶんの月星座を知って人生を変える本~

月の12星座からわかる、性格や心の動きを紹介した本です。巻末には「誕生月星座表」もついており、月星座の入門書としても最適。

月星座と太陽星座でわかる性格と相性―親と子の「幸せ」づくり
月星座と太陽星座でわかる性格と相性―親と子の「幸せ」づくり
タイトルのとおり、月星座の意味だけでなく、月星座からわかる親子の関係性と相性を知ることができる本です。

それでは
素敵な月星座ライフを!