オラクルカードとは(オラクルの意味とカードの種類)
オラクルカードとは
オラクルカードとは、占いなどに使われるメッセージを受け取るためのカードです。
幻想的なイラストが特徴で、自ら選んだカードから自分に必要なメッセージを受け取り、人生のヒントにすることができます。
販売されているオラクルカードの多くは、40~50枚のカードがセットになっており、カードの意味や使い方を紹介する解説書がついています。
オラクルカードのメッセージをきっかけに、自分では思いつかないような「気づき」や「選択肢」を増やすことができます。
オラクルとは「神託:神の言葉」
オラクルカードの「オラクル(oracle)」とは、神託や神の言葉という意味です。
神託といっても、オラクルカードに描かれるモチーフは神様とは限りません。
もっと広い意味の「高次の存在」からのメッセージを表しています。
天使、妖精、女神、聖人、人魚、幻獣、宇宙、トーテムアニマルなど、いろいろなモチーフが描かれたカードがあり、それぞれのカードに性格や特徴があります。
運命をつかさどる「天使」、毎日を楽しむ「妖精」のように、得意なテーマがあるので、問いかけたい事柄に合わせてカードを選ぶといいでしょう。
オラクルカードとタロットカードの違い
オラクルカードとタロットカードは形式がよく似ているため、よく比較されます。
どちらも同じカードですが、メッセージの種類が異なります。
タロットカードの特徴
タロットカードは、カードそのものにメッセージは描かれておらず、様々なシンボルを含んだ絵柄がメインになっています。
そのため、タロットカードからのメッセージを読み解くには豊富な知識と経験が必要になります。
しかしその分、詳細な占いをすることができ、過去・現在・未来の詳しい状況を知ることができます。
「死神」や「悪魔」のようなネガティブなカードがあることもタロットカードの特徴で、現実的ではっきりしたリーディングを行うことができます。
オラクルカードの特徴
オラクルカードは1つのカードに1つのメッセージが当てられており、はじめての方でも簡単にメッセージを受け取ることができます。
そのため、シンボルを読み解く豊富な知識より、メッセージを受け取る直感力が大切になります。
オラクルカードは高次の存在からのメッセージ(アドバイス)なので、基本的にネガティブなイメージのカードがないのが特徴です。
・・・
何かを聞きたい。
問題の原因を知りたい。
成長のための気づきを得たい。
そんなときはオラクルカードが適しています。
実際には、両方のカードを使う占い師やヒーラーも多く、直感で問いかけるときはオラクルカード、じっくり占うときはタロットカードというように使い分けたり、タロットカードで占った後にオラクルカードを使うこともあります。